大分県立芸術文化短期大学同窓会

活動紹介記事

卒業生へのインタビュー/河野真歩(かわの まほ)

2018.8.27

●大分県大分市出身

●大分高校 卒業

大分県立芸術文化短期大学 情報コミュニケーション学科 心理学専攻

高知大学 人文学部人間文化学科人間基礎論 心理学専攻

●大分市観光キャンペーンレディ

ミス高知大学 2017グランプリ

FM大分「OITA CAMPUS」パーソナリティ

フジテレビ系列 高知さんさんテレビリポーター

ーー今回は、2017年大分市観光キャンペーンレディを務められた河野真歩さんにインタビューをしたいと思います。なお、河野さんが人文系では初のインタビューとなります。早速ですが、芸短大を選んだ理由は何ですか?

河野さん:夢を実現できる学校だと思ったからですかね、、。

将来は情報発信に携わるお仕事に就きたいと考えていたので、地元大分にいながらアナウンス講座を開講しているのでメディアについて学べると思ったからです。入学した時は、まさか自分が心理学を専攻すると思ってなかったですね。心理学の講義を受けていくうちに、ハマってしまいましたね。今考えると、どのコースも私の中で欠かせない講義ばかりだったので、科目を好きに履修できたことは本当に魅力的だと思いますね。

ーーなるほど、心理学を専攻しながらも、FMのラジオに出演されたりと、アクティブな印象のある河野さんですが、ご趣味は?

河野さん:身体を動かすことですかね!実は空手を12年間続けていたので、常に身体を動かしてストレス発散!してます。本場よさこいの高知県にいるので大学のよさこいサークルにも入りましたね!あとは、ご当地ソフトクリーム巡りです!(笑)今まで大分県内のソフトクリームを300個は食べてきました!中でも、竹田市道の駅すごうの『すごあまコーン』が大好きです。普段から『限定!』『特産品を使用』と書かれた看板を見るとついつい食べてしまいます(笑)多分、ソフトクリームなら、一日にデザートとして8個は食べれると思います。(笑)

ーー8個とはまたすごい(笑)大分県のソフトクリームを食べ歩いて、趣味でも大分を知りつくしてきた河野さんかと思いますが、大分市観光キャンペーンレディとしてはどんな活動を行ってきたのか教えていただけますか?

河野さん:様々な都市や、海外(姉妹都市中国・武漢)に出向いて観光客の誘致を行うためにお祭りやデパート、駅の特設ステージなどでのPR活動を行ってました。あとは、大分で行われるイベントの司会業務や、知事・市長の表敬訪問等ですね。キャンペーンレディとして名刺交換した数はなんと600枚程ぐらいで学生としては普段関わる事の出来ない方々と対話できたりして貴重な体験ができましたね。

ーー海外にも訪問されたのですね!そんな貴重な体験ができたキャンペーンレディですが、活動した場所やイベントで思い出に残っていることはありますか?

河野さん:友好都市である中国の武漢市で『芸短大の留学生と奇跡的に再会できたこと』です。会場は、世界最大級のイオンモールで本当に広くて今回は【OITA JAPANFAIR】として、着物や華道などの日本の文化を体験できたり、大分の特産品の販売や観光のPRを行いました。その際に日本での留学経験があって、日本語を話せる現地のスタッフとして採用されていたのが、芸短大に留学していた5人だったんです。ちょうど短大時代に、第二外国語で中国語を選択していたこともあって留学生との関わる機会が多かったことから、当時の留学していた頃のはなしで盛り上がりましたね。まさか仕事で海外にきて、友人に会えるとは思ってもみなかったので友好都市の交流が、こんなに身近に感じられて非常に嬉しくて思い出に残っています。

ーーなるほど、まさかそこに芸短で出会った留学生と会うとは驚きですね!ちなみに、キャンペーンレディとして活動していく中で、芸短大での経験や勉強が活かせたなと感じた事はありますか?

河野さん:それは、たくさんあります。芸短を持ち上げるとかではなくて、ほんとに情コミの典型的な3つのコースのカリキュラムをそのまま応用してキャンペーンレディになった感じですかね、、(笑)

私の専攻は『心理スポーツコース』でしたが、コース関係なく履修できたので3つのコースを謳歌してきました。専攻していた心理学では、相手とのコミュニケーションにおいて他者理解を深めることが大変役に立ちました。また、人前に立った時の緊張との付き合い方や、アナウンスの際にも、心理的に呼びかけられるように、文献で得た知識を活かしてきました。文献で得た知識は自信にも繋がりましたし、伝わる「きっかけ」探しをひたすら学んでました。『地域ビジネスコース』においても情コミ必須の「サービスラーニング」で、地域活動や企業活動に参加して大分を好きになるきっかけをいただきました。好きにならなければ、人に伝えたいという発信する想いが生まれなかったと思います。この2つのコースの学びを発揮できる場として『情報メディアコース』がありました。「地域で感じた気づきを、いかに自分の言葉で 人に伝えられるか」このときのわたしの原点は、キャンペーンレディの時の活動だけではなく、現在も私の夢の軸になっています。

ーー情コミュの特色を最大限に学んで、最大限に発揮されて、今もその力で夢を追い続けているわけですね。そんな芸短大在籍時のことで一番印象に残っている事があれば教えてください。

河野さん:変わってますが、『卒業論文発表』ですかね。いちばん打ち込んで、学校に残って取り組んだので達成感がありました。発表時には、特別な機材を使って映像を流したり、音声を流すなどこだわったのでメディアの先生たちにも手伝っていただきました。様々な研究がある中で、1番記憶に残る発表にしたかったので異例ではあるかと思いますが、研究内容の成果をニュース形式で発表したことです。ほんとうに好き勝手にさせていただきました。試行錯誤を繰り返して、先生方がよりよい発表に導いてくださいました。色んなコースの先生の研究室に行き本当にお世話になりましたね。

ーー在籍時から本当にアクティブだったのですね!普通、ゼミの垣根を超えての質問等はなかなか他の大学ではできないイメージですが、情コミュではできるのが本当に素晴らしいですよね。さて、話は変わりますが、今後やってみたいことや目標はなんですか?

河野さん:情報コミュニケーション学科として、発信することの楽しさを知り地域の魅力も感じたので地域の魅力を発信するアナウンサーになりたい!!サービスラーニングや、キャンペーンレディを通して地元の人こそ、地元の良さを知らない事が多くありました。その土地で感じた「気づき」を視聴者の方に画面上からも感じ取ってもらえるような地域に愛されるアナウンサーになり たい。現在、就職活動に頑張っています。厳しい世界ですが、どんな形であれ、いずれ大分に貢献していける情報発信を行っていきたいです!

ーーキャンペーンレディとしての活動や、芸短大での活動を生かして、是非素敵なアナウンサーとしての活躍をして欲しいですね!もし、大分で放送されるようなTV番組に出られるときは教えてください。さて最後になりますが、卒業生として今後、芸短大に期待することやこういう風になったら卒業生として嬉しいなあということがあれば教えてください。

河野さん:やっぱり、地域に出たときに「芸短大はいい学校だよね!」と、おじちゃんおばちゃんたちがいつもそうおっしゃって下さっていました。キャンペーンレディとしていろんな企業に伺った際も「イベントを手伝ってもらって大盛況だったよ」や、「実はここのデザインをお願いしてもらったんよ」と、よく芸短大をほめていただいていました。今後も、地域に貢献していきながら、地域に必要とされる学校であって欲しいなと思っています。

ーーありがとうございました。現在就職活動中の河野さん。地域貢献のできるアナウンサーとして活躍している姿を拝見できる日をとても楽しみにしています。

記 広報委員会 高橋