○大分県立芸術文化短期大学 国際文化学科(現:国際総合学科) 卒業

   大分大学 経済学部 経営システム学科に編入

   現在、The Ritz-Carlton Tokyoに勤務する。

○趣味 芸術に触れること・マラソン、

○最近はまっていること お酒大好きなのでビール・ウイスキー工場や記念館、ワイナリーを休みはまわってます!

ーーいよいよインタビューも3回目になりました!

今回は学科名変更前である国際文化学科の最後の卒業生で

現在は世界的にも著名なホテル、ザ・リッツ・カールトン東京に勤務されている

安藤さんにインタビューをおこないました。

それでは、安藤さん、早速ですが芸短大に入学したきっかけを教えてください。

公立の短期大学なので経済的に負担が少なかったことが何よりの決め手でした。

また、入学前当時から4年生大学への編入学の実績があり、私自身もこれを希望していましたので入学後も編入を目指して勉学に励みました。

結果的に、経済的な負担を抑えながら4年間で県内の二つの大学に通うことができ、

学びや友人との親交を深められたことは振り返ってみると私にとって非常に有益な選択でした。

ーー芸短大でも、十三夜TV(※1)など地域活動・文化活動にも積極的でしたよね。大分大学への編入後も含め、学生時代どんな活動を頑張りましたか?

学生時代は様々な活動をしましたが、共通して私が力を注いだことは組織を支える環境づくりです。大学一年生の秋には、募金活動を行う学生団体の大分県の代表を務めました。300名を超えるスタッフと4日間の街頭募金で概算260万円のご寄付を賜り、街頭募金50年の歴史上、大分県では過去最高額を達成しました。

また、「大分まちなかTV」という学生メディアの総合司会、編入学後は飲食に関わる二つの団体・交流会の代表を務めるなど、多方面でリーダーとして活動してきました。

活動の中で仲間が能動的に活動できる組織の仕組みの重要性を知り、組織を支える喜びをここで学びました。

ーー卒業後も県内で多岐にわたってリーダーシップを発揮されていたこと、私も覚えています!ちなみに芸短大在籍時のことで一番印象に残っていることがあれば教えてください。

特に印象深いのは芸術・人文の学部を越えて出会えた様々な友人と毎日遅くまで議論して過ごした時間ですね。

私にとって「人との出会い」が学生時代の一つの大きなテーマでした。芸短大在籍時は会いたい人には必ず会いに行くようにしていたので、専門性をもつ多分野の友人ができました。その後、困ったらこの人に紹介・相談しようという発想が 自然と生まれてきたので、交流会という形で場を提供し主催させていただくようになりました。

ーー当時、街中にあるカフェ&バーでも他大学の卒業生の方などと共に若者の交流会のイベントをされてましたね。顔の広さや、安藤さんの人柄の良さが本当にわかるイベントが多かったようにも思いました。きっと今ホテルで働いている際にもそのイベントを主催したり、リーダーシップを発揮したことによる経験値が活きているのではないかと思いますが、勉学の方で芸短で学んだことが活かせてたりすることはあるのでしょうか?

大学で培った語学やコミュニケーションといった国際感覚、また企画力を楽しみながら実践していますね。私はThe Ritz-Carlton Tokyoという東京・六本木のラグジュアリーホテルでラーニングコーチとしてゲストサービスの知識と技術のトレーニングにあたっています。特徴としては外資系企業だということもあり上司やゲストに

外国人の方が多く、日本にいるのに館内はいつでも外国のような雰囲気で楽しいですよ。

(写真:今の仕事を志すきっかけになった恩師と。)

ーーありがとうございます!働いている姿などをお写真で拝見しましたが、本当に活き活きとされているのがすごく伝わってきます。日本国内でもグローバルに活躍している卒業生がいるということを今回のインタビューを通してお伝えすることができて同じ芸短OGとして誇らしく思います。ここまで多岐に渡って活動されたり、勤務先でも実力を発揮されているのでしょうか安藤さんの今後やってみたいことや目標はなんですか?

私たちのような若い世代のリーダーシップが地元大分や地方都市に貢献できる仕組みづくりがしたいですね。

私の専門は宿泊業なので、街そのものを宿にしようといった分散型ホテルの発想に非常に興味があります。これはレストランはまちの食堂・お土産屋さんはまちの雑貨屋さん、宿は空き家や空き店舗を改修したもの、といった本来一つのホテルに集まった要素を分散させて街全体でゲストを迎えようという発想です。源泉総数・湧出量ともに日本一のおんせん県おおいたはこの発想と非常に相性が良く、自慢のさまざまな温泉でゲストを迎えられる魅力的な宿となり得ます。こういったことを手がけていきたいですね。

ーー将来、安藤さんの力で大分の宿泊業が盛り上がってくれたら地元に住む卒業生としてはとても誇らしいですね!また、安藤さんのような活発な卒業生が今後増え、地元に貢献する人が増えれば、まだまだ大分県も盛り上がれるのではないかとおもいました。最後に、卒業生として今後、芸短大に期待することや、芸短大が将来こんな風な大学になって欲しいという理想像はありますか?

大学は人が自ら成長し育つ場所です。今後の卒業生がここで育んだリーダーシップでどれだけ社会に貢献出来たかという点で知られるようになってほしいですね。

私の恩師である先生は、芸短大生には地域の潤滑油・若い新鮮な血液としてまちを活性化させてほしいといっていました。最近では「Tokyo Bon2020東京盆踊り大分Ver」(※2)

という大分を紹介する動画がYouTubeで10万回再生を越えましたが、こうした新しい視点と発想で地域を見つめ、是非大分の好きなところや魅力を、それがなぜ好きなのかを世界に向けて情報発信してほしいです。

 

ーー安藤さん、最後までお付き合いいただきありがとうございました!

芸短といえばどうしても女性が多いイメージに焦点を当てられがちですが、

こうして多岐にわたって活躍する人文系OBもいます。

今回のインタビューを通して、安藤さんのようにグローバルに活躍することを夢見る入学生が増えたり、在校生の1進路の道しるべとなれば同窓会としても幸いです。

今後、安藤さんのような人材が増え、ますます地方都市が盛り上がっていくことに期待したいですね。

記:広報委員 高橋

※1 十三夜TVとは….

当時勤務されていた下川正晴教授の師事のもと芸短生を中心に始めたU-Stream 配信の番組で、

最初の頃は府内町にあった「十三夜」というお店で生放送を行っていたので、「十三夜TV」と言われていました。

大分市市議会議員の方や大分の企業の代表の方など大分にゆかりのあるゲストの登場や

大分にスポットを当てた番組編成となっており、様々な場所へのリポートなども組み込まれていました。

途中から、「十三夜」からスタジオが様々な場所へ移ったため、名前を「大分まちなかTV」に変え、平成27年9月27日まで丸三年続きました。

※Tokyo Bon2020東京盆踊り大分Verとは…

「恋するフォーチュンクッキー」や「恋ダンス」など一般人が踊る動画が最近多くヒットしていることから、東京オリンピックの宣伝動画であるTokyo Bon 東京盆踊り2020 の地方バージョンを作ったら面白いのではないか、というコンセプトを基に作られた動画です。

インタビュー内にも出てきました、まちなかTVで知り合った仲間を中心に大分のクリエイターが作成を行いました。

前回の卒業生インタビューに掲載させていただきました、河野真歩さんやその他芸短大卒業生/現役生がキャストとして出演している、芸短大にも縁のある動画となりました。

現在14万回を超える再生数があり、海外のユーザーからも多数のコメントが寄せられています。

(補足内容協力:大分市市議会議員 三浦由紀様、芸短大非常勤講師 佐藤哲也先生)



writer : 同窓会会長 美濃世治 全文を読む
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