大分県立芸術文化短期大学同窓会

活動紹介記事

『凍田先生ご退職記念シンポジウム』

2013.12.19

先日12月14日(土)に、『凍田先生ご退職記念シンポジウム「大分県の教育の情報化のあゆみとゆくえ」』が本学大講義室で行われました。

本学に人文系2学科が誕生し早22年。設立当初から、情報コミュニケーション学科の中心的なメンバーとして活躍されてきた凍田和美先生が、本年度末をもってご退職されることとなりました。

当日は100名を越える卒業生や在学生、学外のお客様がお見えになり、盛大なシンポジウムとなりました。凍田先生は本学の教育研究のみならず、大分県の小中学校教育の情報化を長年にわたりご尽力されてきました。

インターネットがまだ普及していなかった90年代前半から、最先端のネットワークシステムを導入し、4年制レベルの情報教育を行ってこられました。

私もコミュニケーション学科で凍田先生の授業を受けていましたが、難しいプログラミングの仕組みなども分かりやすく砕いて教えて頂き、コンピューターへの苦手意識を解き放ってくださいました。情報の授業で学んだ基本的なワードやエクセルは、卒業後の就職にも大変役立ち、また基本的な仕組みから学べたおかげで、それ以降の勉強もすんなり頭に入ってきたものでした。

 

凍田先生は、県内の教育の情報化にも長年携わってこられました。

シンポジウムには大分県教育委員会、ハイパーネットワーク社会研究所、県内の学校の先生方など5名がシンポジストとして招かれました。お話の中には、凍田先生のお人柄、実績、そして将来の教育、また情報コミュニケーション学科のゆくえなどが盛り込まれ、熱い討論が繰り広げられました。

各先生方から色々なお話を伺い、改めて凍田先生の偉大さと教育に対する熱意を実感したシンポジウムでした。

 

最後に、同窓会から記念の花束を贈呈いたしました。

 

2014年1月17日(金)5限目(16:20〜17:50)には、凍田先生の本学教授としての最後の授業が行われます。卒業生の方の受講もできます。ぜひ、お越しください。

 

コミュニケーション学科卒業生 首藤尚子

 

2013年12月14日凍田先生ご退職記念シンポジウム
 

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